日本人なら一度は訪れたい心のふるさと・伊勢神宮。
そんな伊勢神宮ですが、参拝でやってる人が多いやってはいけないことがあります。
それらを7つに絞って紹介していきます。
間違った参拝をしないためにもぜひ参考にしてみてください。
→【伊勢神宮】伊勢神宮に行くなら一度は読んでおきたい記事まとめ
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【伊勢神宮】伊勢神宮に行くなら一度は読んでおきたい記事まとめ
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NG①手水舎でのマナー
まずは、神社に入って最初にすることと言えば手水舎で身を清めることでしょう。
コロナの影響で柄杓を撤去している神社も多いですが、柄杓がある場合の注意です。
手水舎の作法
- 柄杓を右手に持ち左手を洗う
- 左手に持ち替えて右手を洗う
- 右手に持ち替えて左手に水を溜めて口をすすぐ
- 左手を再度洗い、柄に水を伝わせて洗う
この作法はかなり浸透しているのではないかと思います。
柄杓に口を付けるのはアウトですが、今までそんな人は見たことがありません。
あと、できればハンカチも持って行きましょう。
NG②五十鈴川に小銭を投げる
伊勢神宮の内宮では、五十鈴川が御手洗場とされています。
かつてはここで全身を清めたとも言われています。
今も川のほとりまで行って、手を洗うことが出来ます。
せっかくなので五十鈴川で手を清めていきましょう。
ですが川底を見ると、多くの小銭が沈んでいるのが見えます。
参拝者が賽銭のつもりで投げ入れたのでしょうがこれもやめましょう。
ここは身を清める場です。
多くの人の手に触れ、穢れも溜め込んできたお金を投げ入れるのは川を汚すことになります。
まあ本当に困るのは、このお金を回収する必要があるからでもあります。
これを神宮の方がしていると考えると大変な手間であることは想像に難しくありません。
実際、川のほとりには小銭を投げ入れないように注意する立札があります。
あまり目立たないこともあり、投げ入れる人が後を絶ちません。
もし賽銭をしたいのであれば、御手洗場のすぐ横にある滝祭神(たきまつりのかみ)の賽銭箱に入れましょう。
滝祭神は、五十鈴川の守り神ですのでこちらに入れれば良いですね。
また、滝祭神は内宮の取り次ぎ役のような神様でもあります。
スルーされる方は多いですが、手を洗った後はここにお参りして名前や住所などを伝えると、正宮の天照大御神に取り次いでくれると言います。
NG③参道の真ん中を通る
参道の真ん中は正中(せいちゅう)と言われ、神様の通り道と言われます。
だから失礼のないように道の真ん中は空けましょう。
また、伊勢神宮では外宮は左、内宮は右を通るように決まっています。
これはそれぞれ手水舎がある方であり、参拝者が多いためスムーズに流れるようにだと思われます。
神様に敬意を払うのは大事ですが、他の人にも寄り添っていきたいですね。
NG④木に触る
伊勢神宮に行くと、多くの人が木に触っているのを見かけます。
実際、人が触りやすそうな部分は色が変わってしまっています。
触るとパワーがもらえる、という迷信のせいでしょうが木が傷むのでやめましょう。
伊勢神宮が物凄いパワースポットなのでその中にいる時点でたくさんパワーをもらえてるのではないでしょうか。
NG⑤正宮でのお賽銭
伊勢神宮では外宮、内宮ともに正宮(それぞれで最も格の高い神社)には賽銭箱がありません。
代わりに白い布が敷いてあります。
でもこの布はお賽銭をするためのものではありません。
そもそも正宮は個人的なお願いをする場所ではありません。
天皇陛下が日本のことを願う場でした。
そのため私幣禁断とされ、個人的な願い事はしてはいけません。
なので賽銭箱が置いていないのですが、それでも賽銭をする人が後を絶たないので、お金から神殿を守るために布が敷かれています。
そうとは知らずほとんどの人がお賽銭をしています。
ここでは賽銭はせず、お参りと日頃の感謝、参拝出来たことの感謝をしましょう。
賽銭や願い事は、正宮の後に参拝する別宮でしましょう。
NG⑥手をかざすこと
外宮の三ツ石(みついし)や内宮の四⾄神(みやのめぐりのかみ)のように囲われた石があります。
ここに手をかざす人がいますが、ここは神様を祀る場所です。
手をかざして、パワーを感じる、みたいなことを言う人もいますが失礼なのでやめましょう。
また、賽銭のようにお金を投げ入れるのも良くないのでやめましょう。
ここではお宮と同じように、二拝二拍手一拝か手を合わせるなどしてお参りしましょう。
NG⑦写真撮影の注意
伊勢神宮はほとんどの場所で写真撮影がOKとされています。
ただし注意点もあります。
写真撮影時の注意
- 内宮・外宮ともに正宮は撮影禁止
- 授与所は撮影禁止
- 御厩などフラッシュ禁止の場所がある
- 立入禁止のエリアに入らない
- 人の流れの妨げにならないようにする
常識の範囲内であればOKなようです。
また、SNS投稿なども問題ないですが、人が映り込んでる場合の肖像権などには注意しましょう。
まとめ
伊勢神宮の参拝でやってはいけないことをまとめてきました。
伊勢神宮でのNG
- NG①手水舎でのマナー
- NG②五十鈴川に小銭を投げる
- NG③参道の真ん中を通る
- NG④木に触る
- NG⑤正宮でのお賽銭
- NG⑥手をかざすこと
- NG⑦写真撮影の注意
ここで挙げたほとんどのことはやったからといって、怒られることはありません。
でもやらない方が良いことなので、周りの人がやっていても流されないようにしてください。
わざわざ人に注意することではないですが、家族や友達にそれとなく教えてあげて、気持ちよく参拝できると良いですね。
この他にも伊勢神宮に行くにあたって準備しておいた方良いことがあるので参考にしてみてください。
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