【対潮楼】鞆の浦の素晴らしい景色を望む寺院の客殿

対潮楼は福禅寺の客殿として作られました。

江戸時代には、朝鮮通信使の迎賓館として使われました。

ここからの景色を朝鮮通信使のひとりは「朝鮮より東で最も美しい景色」と称賛しました。

海岸山千手院福禅寺

対潮楼がある福禅寺は真言宗の寺院です。

福禅寺は平安時代に創建され、客殿である対潮楼は本堂の横に江戸時代に建てられました。

対潮楼

対潮楼は、福禅寺の本殿に隣接する客殿です。

江戸時代を通じて朝鮮通信使の迎賓館として使用され、通信使のひとりはここからの景色を「日東第一景勝」と称しました。

これは「朝鮮より東（日本）で一番美しい景色」という意味です。

幕末には鞆の沖で起きた「いろは丸事件」の際に海援隊と紀州藩の交渉に使われました。

柱などの木枠を額に見立て、絵画のような構図で海と弁天島、仙酔島を望めます。

サザエさんのOPでも登場したようです。

境内

手水っぽいのはありますが水はありませんでした。

あまり広くはありませんが、きれいに手入れされています。

御朱印

御朱印は受付で頂けます。

御朱印は300円円です。

入館料の200円と合わせて500円です。

書置きのみの対応で、その場で日付を書いてくださいます。

アクセス

アクセスは徒歩のみです。

近くの駐車場を利用してください。

いくつか行く道はありますが分かりやすいのは平成いろは丸の渡船場の近くの坂になった歩道から行く道です。

この標識に従って進んでいきます。

住宅の路地みたいなところに入っていくのでちょっと不安になります。

まあ鞆の浦はこんな道ばかりなので気にせず進みます。

標識に従って進むと入口に分かりやすく看板があります。

まとめ

景勝地である鞆の浦の中でも最もきれいな景色を見られる対潮楼について紹介しました。

鞆の景色はどこもきれいですが、ここから眺める景色はまるで絵にかいたような印象を受けました。

歴史的にも多くの偉人たちがここから同じ景色を眺めたんだと思うとエモいですね。

鞆の浦を訪れた際はこの景色を見ていってください。