最近は電子書籍しか買わなくなった僕ですが、それまでに買った数十冊の本が棚で眠っていました。
処分することも考えましたが、スキャンしてPDF化すれば電子書籍になるのでは、と思い調べた結果、スキャンピーを見つけました。
箱に詰めて送れば、PDFになって返ってくるし、OCR処理もされるしで使わない手はないと思い利用しました。
とても便利なサービスだったので紹介しようと思います。
こんな人におすすめ
- 電子書籍派になった
- 本棚を片付けたい
- 本を捨てるのは嫌だ
- 片付けのためなら多少の出費は構わない
自炊本を読むのにおすすめのアプリ
-
【アプリ】自炊本を読むのに便利なPDFリーダーアプリ
紙の本を自炊してPDFにした後、どうやって読むかが問題になってきます。 僕自身いくつかのアプリを使ってみましたが、『SideBooks』が一番使いやすくおすすめです。 本の自炊とは こちらの記事で自炊 ...
続きを見る
書籍の電子化=「自炊」
自炊とは
- 裁断機で本の背表紙を切る
- スキャナでスキャンする
- PDFにして電子書籍化
世の中にはこれらの機器を購入し自分で自炊する方もいるようです。
しかし、これら機器を揃える5万ほどかかります。
また、手間と時間が非常に掛かります。
それを解決してくれるのが自炊代行サービス『スキャンピー』です。
自炊代行サービス『スキャンピー』
自炊代行サービスは大手がいくつかありますが、会員登録が不要でネットでの評判が良かったので『スキャンピー』を利用しました。
詳しくはホームページをご覧ください。
著作権について
スキャン = 複製(コピー)
このことから著作権の問題が出てきます。
これは「個人使用に限り大丈夫」というのが答えのようです。
CDを買ってきて、PCで取り込んでスマホなどにコピーしたりしていますが、似たようなことです。
つまり、自分で買ってきて、自分でコピーしたりスキャンして電子化して、自分で使う分には全く問題ないという解釈でいいと思います。
ただし、代行業者に頼むとなると少し話は違うようです。著者によってはスキャン代行をOKしていない方もいるようです。これも詳しくはHP(スキャン対応不可)にあります。
著作権については、自分で使う分にはOK、アップロードしたり配布するのはNGで覚えておけばよさそうです。
メリット・デメリット
メリット
- 物が減る、何冊でも持ち歩ける
- 捨てたくないけど邪魔、を解決してくれる
- 検索性が向上する(OCR処理をした場合)
デメリット
- 紙の本は無くなる
- お金がかかる
- 書籍によっては不可なこともある
- 裁断後の本は返ってこない
それぞれメリットとデメリットを考慮したうえでどっちが向いているかです。
デメリットに書いた、紙の本がなくなることや裁断後の本が返ってこないのは、それが目的なのでデメリットではない気もしますが。
試しに数冊だけやってみるのも良いかもしれません。
最低冊数は決まっていないので送料と合わせても最低料金を選べば500円かからないと思います。
実際の作業
ここからは実際に自分がした作業について書いていきます。
依頼の流れ
申し込み
→発送
→到着確認
→完了通知
→支払い
→納品
申し込み
特にわかりにくいところもなく埋めるだけでOKです。
ちなみに僕はバリューパックを利用しました。
バリューパックはフルカラースキャン、OCR処理が込みでページ無制限で210円/冊です。
21冊以上でないと使えませんが、いちいちオプションを考えなくて済むし良いかと思います。
コースについてはそれぞれあったものを選んでください。ちなみに通常の申し込みとバリューパックは申込フォームが違うのでご注意を。
送付先通知メール
申し込みをしてしばらくすると発送先通知メールが来ます。
サイトには24時間以内とありましたがちゃんと24時間以内に来ました。
ここに箱詰めした本を送ります。
発送
今回は約50冊の本を送ります。
送料がかかるので箱の大きさは最低限のものを用意しましょう。
ちなみに送料は約1,500円でした。こちらも箱の大きさによります。
到着確認メール
発送から翌日に荷物が到着したとメールが来ました。
完了まで約40日といったところですが、これは申込時に入力した冊数から割り出しているようです。
選んだのは51~100冊ですが実際に送ったのは56冊です。
予定日になったが連絡がない…
予定日を過ぎたのですが連絡が来ず、10日前後変わるかもとメールにあったのでそこまで待ってみましたが、何の音沙汰もありませんでした。
急ぎではないのですが確認の意味も込めてメールで問い合わせしたところ、以下のように返信がありました。
平素より大変お世話になっております、スキャンピーです。作業及びご連絡にお時間を頂き誠に申し訳ございません。現在新型コロナウイルスの影響・対策により、一時的に従業員の調整を行なっており、作業スタッフが減少しております為、全体的に納期に遅延が発生しております。※状況が悪化しており、事前にお知らせさせて頂きました変動幅を過ぎてしまい大変ご迷惑をおかけ致します。
またご連絡に関しまして殆どのお客様をお待たせしております現状になり、全てのスタッフが裁断・スキャン作業にあたらざるを得ない状況となってしまっております為、お客様からのご連絡からのご対応になってしまい心よりお詫び申し上げます。
スキャンピーからの返信メール
不安にはなりましたが、問い合わせをしたその日のうちに返信があったのでとりあえず安心です。
約1か月ほど納期が延びましたが急いでもないので待ちます。
スキャン完了と支払い案内
発送から2か月ほどで、作業完了メールが来ました。
支払いはpaypalです。
あまり馴染みのないサービスでしたが、結構いろんなところで利用されているのでアカウント作成しました。
ちなみに今回はバリューパック56冊で12,936円でした。
支払いが終わると、2日ほどしてダウンロード先のURLとパスワードが送られてきます。
ダウンロードはリンクから特に迷うことなく出来ました。
スマホでも出来ますがまとめてダウンロードする場合はPCでないと出来ません。
保存期間がURL送信から30日なので早めにダウンロードしましょう。
ダウンロードして開くとこんな感じです。普通に読めます。
もちろんOCR処理されています。
感想・評価
良かった点
- 棚がスッキリして良い
- 申し込みは簡単だった
- 問い合わせに対してのレスポンスが早かった
- ちゃんと電子書籍になっていた
- オプションも必要に応じて利用の有無を選べること
- お得なパック(バリューパック)があること
惜しかった点
- 納期が過ぎるなら連絡が欲しかった
僕個人の評価としては非常に高いです。
納期が遅れることに連絡がなかったことを除けば大満足です。
まとめ
本をスキャンして電子化してくれるサービス「スキャンピー」を使ってみました。
こんな人におすすめ
- 電子書籍派になった
- 本棚を片付けたい
- 本を捨てるのは嫌だ
- 片付けのためなら多少の出費は構わない
また、自炊した本を読むのにおすすめのアプリはこちらです。
-
【アプリ】自炊本を読むのに便利なPDFリーダーアプリ
紙の本を自炊してPDFにした後、どうやって読むかが問題になってきます。 僕自身いくつかのアプリを使ってみましたが、『SideBooks』が一番使いやすくおすすめです。 本の自炊とは こちらの記事で自炊 ...
続きを見る
以上です!
リンク