草戸稲荷神社は広島県福山市にある稲荷神社です。
たまに日本〇大稲荷(三大、五大)に数えられることもあります。
三大稲荷や五大稲荷には諸説あるため、はっきりとは分かりませんが、大きな稲荷神社であることは間違いありません。
そんな草戸稲荷神社について書いていきます。
草戸稲荷神社について
普段はそんなに多くの人がいるわけではありませんが、初詣には多くの人が参拝します。
初詣には約40万人と市内では最多、県内では広島護国神社に次いで2番目のに多くの人が訪れます。
福山市の人口が約45万人なので、市内人口に匹敵するほどの人が訪れていることになります。
上の写真のようにそびえ立つような本殿が特徴的です。
由緒
創建は大同2年(807年)とされています。
現在、隣にある明王院を開基した空海が、同寺の鎮守として建てたのが始まりとされます。
元々は、芦田川の中州に建てられましたが、たびたび洪水に見舞われ流失していました。
寛永10年(1633年)に福山藩初代藩主・水野勝成によって再建され、後に現在の場所に移されることとなります。
御祭神
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
(ご利益)五穀豊穣、商売繫盛、家内安全、開運招福、芸能上達
保食神(うけもちのかみ)
(ご利益)五穀豊穣、開運招福、出世、厄除、必勝祈願
大己貴神(おおなむちのかみ)
別名・大国主命(おおくにぬしのみこと)
(ご利益)縁結、子授、夫婦和合、病気平癒、産業開発、交通航海安全
境内社
境内には草戸八幡神社や摂社・末社が20社ほど鎮座しています。
境内
受付時間中は、拝殿の左側から本殿に上がることが出来ます。
本殿からは芦田川とその向こうの福山市街地を眺めることが出来ます。
昔は、あの芦田川の真ん中にこの神社はあったんですね。
御朱印
拝殿のすぐ横に授与所があります。
受付時間は9時~16時です。
拝殿参拝後に御朱印帳を預けて、本殿などを参拝して受け取りに行くといいと思います。
初穂料は300円です。
参拝した日は、正月限定の金墨で書いて頂きました。
普段は普通の墨で書いて頂けます。
アクセス
最寄り駅 福山駅
福山駅から車で約10分
駐車場は約100台駐車可能
※正月は芦田川の対岸の土手が駐車場になり、手前の道は通行止めになります。
最寄りのバス停からは徒歩15分ほどかかります。
隣の明王院は国宝です
元々は明王院の鎮守として建てられた草戸稲荷神社です。
すぐ隣に明王院があります。
明王院は国宝に指定されていて、五重塔などが有名です。
一緒に参拝してみてください。
まとめ
草戸稲荷神社について
所在地 広島県福山市草戸町
参拝時間 24時間
本殿開門 8時~16時
授与・祈祷受付 9時~16時
御朱印初穂料 300円
アクセス
- 福山駅から車で約10分
- 駐車場約100台
- 最寄りバス停から徒歩15分
※ただし、正月のアクセスは要確認
リンク
福山にある草戸稲荷神社についてまとめました。
初詣シーズンは福山で一番人が集まる場所ですが、普段は落ち着いて参拝出来ます。
公式のSNSでも、ちょいちょい情報を伝えてくれているので確認してみてください。
ぜひ隣の明王院と合わせて、参拝してみませんか。