金持神社は鳥取県日野郡日野町金持にある神社です。
その縁起の良い名前から有名ですが、小さい神社で、知らなければ通り過ぎてしまうでしょう。
それでも全国から参拝者が絶えず訪れている人気のある神社です。
金運招福、商売繫盛、願望成就の福神の金持神社。
こんな縁起の良い名前の神社、一度は訪れてみたいと思いませんか。
「金持」という地名の由来は
「金持」と書いて「かもち」と読みます。「かねもち」ではありません。
昔、金持地区は鉄の産地でした。
昔の人は、黄金にも勝るとして鉄を大切にしてきました。
かつては「加持」と書かれたこともあるそうですが、どちらにせよ「かもち」と呼ばれていたと思われます。
例えば「黒鉄」と書いて「くろがね」と読むように、「鉄」も「金」と同じく「かね」と読むことが出来ます。
つまり、かつては金にも劣らない鉄の産地として、金持という地名が付けられたのかもしれません。
上記は金持神社のパンフレットを読んだ個人的な解釈です。
金持神社の御祭神や由来について
御祭神
- 天之常立命(あめのとこたちのみこと)
- 八束水臣津努命(やつかみずおみづぬのみこと)
- 淤美豆奴命(おみずぬのみこと)
天之常立命を御祭神とする神社は全国でも少ないそうです。
この3柱の神は国土経営、開運、国造りの神とされています。
由来
810年、出雲の神官の次男が伊勢神宮の参拝のためにこの地を通った際に、お守りとして持っていた神前の目付の玉石が急に重たくなり、どうすることも出来ずその場に置いて、伊勢に向かいました。
そのころに、梅林家(現宮司)先代吉郎左衛門に宮造りするように神夢があり、玉石を里の氏神として崇め奉ったと伝えられています。
境内
鳥居をくぐると階段があります。
金持神社の本堂です。この横にたくさん絵馬が掛けられています。
御朱印は金色!
こちらの御朱印帳は、御大典記念御朱印帳で表紙と和紙が金色になっています。
今回は御朱印帳も頂いたので、最初のページに書いて頂けましたが、今は書置き対応になっています。
もし直書きして頂きたい場合は御朱印帳もお求めください。
ちなみに記念御朱印帳は5000円と、他の御朱印帳に比べ高めです。
また、通常の御朱印帳は2000円です。
書置きの御朱印は、金の紙に書かれたものと、白い紙に書かれた2種類があります。
これらの違いは紙の色のみです。
金の御朱印が500円、普通の御朱印が300円です。
授与所開所時間 午前10:00~午後4:00
アクセス-車がおすすめ
公共交通機関
JR伯備線根雨駅からタクシーまたばバスでアクセス
ただし、バスは本数が非常に少ないため、タクシーをおすすめします。
まれに徒歩で行く人もたまにいるそうですが30分くらいかかります。
車で
場所が場所なので断然、車がおすすめです。
米子道江府インターから約20分ほどで金持売店札所があります。
その横に無料駐車場があります。
売店横の橋を渡った先に金持神社があります。
ぜひ金持神社で金運アップを
今回は、鳥取県にある縁起の良い名の神社、金持神社を紹介しました。
小さな神社ですが人気もありますし、ご利益もあるのでは?
興味のある方は、ぜひお参りしてみてはどうでしょうか。